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呼吸を知る


今回はHathaYoga3つの柱(=Asana、Pranayama、Meditation)のうち
Pranayamaについてお話したいと思います。

Pranayama=Prana(プラナ)+ Ayama(アーヤーマ)
Prana=Life Force、Vital Energy(様々なレベルの生命エネルギー)
Ayama=Creation ,Distribution ,Maintenance(作り出し、分配し維持す                       ること)
原語では、このような意味を持ち、主に呼吸法(プラナヤマ)と訳されます。
呼吸法は、一般に何かすごいテクニックがあるとか、鍛錬方法があると思われがちですが、そんなことはありません。(そういうテクニックが必要な人は、それなりの場所へ行って、それなりのセンセイにきちんとした修行の下に指導を受けることをお勧めします)
すべての人にあてはまり、本質的に大事なことは、自分の現在の状態をしっかりと把握して、そこから少しずつキャパシティーを広げていくことです。
今の身体や呼吸の状態は、今までのあなたの生活や人生の状態を正確に反映しています。それを改善していくには、最初は努力と、そして時間が必要です。

自分の呼吸の状態を知るため、簡単なエクササイズをしてみましょう。
①両足をそろえて立った状態で、息を吸いながら両手を頭の上に上げます。息を吸い終えたら、吐きながら両手を床のほうへ下ろして前屈します。
吐き終えたら、吸いながら再度両手を頭上に上げながら状態を起こしてきます。←この繰り返しです。
②両手両ひざを床に着き四つんばいになります。その状態で息を吸い、
吐きながらお尻をかかとにつくように下ろしながら頭も床に着くようにして身体を床のほうに沈めます。(ChildPose)吸いながらお尻をあげて四つんばいの形に戻ります。←この繰り返し。

この二つのエクササイズで、自分の体を観察してください。
自分の息がお腹に入っていますか?それとも胸(肺)のほうですか?両方うまく動きますか?背中のほうはどうですか?呼吸につれて背骨が伸びますか?
この動きによって、人それぞれ意識が向く場所は違うと思います。それは身体の状態が違うから。背中や肩が硬い人は、手を上げたときに少し苦しい感じがしたり、腕がしっかり真上に上がらなかったり、肩が前に出て背中が丸まってしまったりするかもしれません。そのような硬さを感じる部分が一部にあると、呼吸が浅くなったり、苦しくなったりします。これもリンクを知る方法のひとつです。お腹だけで息をしている人は、前屈したとき、お腹を少し圧迫するようなポーズに入ったときに、呼吸が浅くなったり苦しさを感じるでしょう。背中が硬く肋骨間の筋肉がよく伸びない人は、①の動きをした時に背中に息が少ししか入らないので、長く前屈している事が出来ないでしょう。身体と呼吸を観察して、次第に吸う息と吐く息が同じ長さで身体の動きとリンクできるようにしていきましょう。

意識的に呼吸することは、それだけでも十分なエクササイズになります。
動きながら意識的に呼吸することが難しい人は、まず、身体を動かさないで呼吸だけを観察します。動ける人は上の①②のエクササイズをしながら呼吸を観察し続けましょう。
まず意識的に横隔膜を使うようにしてみてください。

肺を風船のように膨らますイメージを持ちながら、息を吸って横隔膜を下げ、肋骨をやや前に突き出すようにします。同時に背中側の肋骨と背骨を意識しておへそは背骨のほうへやや引き入れていきます。
風船がしぼむようにイメージしながら、横隔膜を肋骨のほうへ引き上げ、浮肋骨という肋骨の一番下の骨がおへそのほうへ降りていくようにしながらおへそはあまりゆるめないようにやや背骨のほうへ引き入れたままにしておきます。この繰り返しです。

文章で説明するのは難しいのですが、大体そのような感じで気がついたときに何度でも試してみてください。特にお腹だけで呼吸をしている人は、肋骨の間の筋肉が硬くなって肺がしっかりと広がらなくなってしまっている可能性があるので気をつけましょう。

呼吸が浅いということは、身体(の部分)も硬いということです。
緊張しているときは、身体も硬くなり、呼吸も浅くなります。身体が柔らかく、内面がリラックスしているときには、呼吸も深く、身体能力も向上します。アスリートが、ヨガや呼吸法を重視するのはそのような理由があるからです。呼吸法はとても科学的なものです。呼吸のキャパシティーが上がるということは、身体能力が上がるということです。呼吸は、概念的ではなくリアルに、身体とココロと魂のレベルでリンクしているのであり、呼吸を変えることはココロと魂を変えることなのです。

アサナは、身体という物質レベルにスペースを与え浄化し、
瞑想(Meditation)は、ココロや魂といった本質部分(非物質レベル)にスペースを与え浄化する、
呼吸法は両者の架け橋であり、物質レベルの作用であり、非物質レベルの作用でもあるのです。

メジャーな呼吸のテクニックのひとつに、Ujjayi(ウジャイ)の呼吸というのがあります。これは、文章で説明するのは難しいですが、簡単に言うとのどをすこし狭めて、音をだしながらする呼吸です。音を出すことで自分自身でついつい無意識になってしまう呼吸に常に意識をとどめておけるということと、呼吸の長さや穏やかさを自分で観察しながらアサナが続けられるというメリットがあります。ただ、音をむやみに出しすぎると、無駄にプラナを消耗してしまう場合もあるので、正しく使いましょう。。

呼吸法には、吸う息と吐く息とそしてその間に止める息(止息)があります。
正確には、吸う息(puraka)
吐く息(rechaka)
吸った後に止める息(Antara kumbhaka)
      吐いた後に止める息(Bahya kumbahka)    があります。
吸う息でエネルギーを外から取り入れ、止める息で身体全体にいきわたらせ、吐く息ですべてを手放し開放するとこで身体を浄化して、絶えずリチャージするのです。このサイクルが身体の動きの中でリンクし、シンクロしていくことが難しいことなのですが、もっとも大事なポイントです。
非物質面で言うと、吸う息でマインドが自分のより奥深い内側に触れ、吐く息で内側の身体の叡智や本質部分に近づき、止める息で身体とココロと魂の部分がひとつになり、外側と内側の区別がない状態に到るのです。
この状態が本当の意味のプラナヤマであり、到達すべき目標なのです。

身体の動きと呼吸のリズムがシンクロし始めると、特にフロウスタイルと呼ばれるアサナを連続してつなげて身体を動かし続けるスタイルの練習方法では、吸う息と吐く息の間、吐く息と吸う息の間、このスペースの重要性に気づき始めるのです。ヨガの練習をしているけど、まだそんなことは気にしてない・・・という人は、きちんと自分の先生に説明してもらってください。質問してみてください。この辺の話は、すでにヨガを経験していて、日常的にやっているひとにとっては、とても大事な話なのですが、ここでは基本的な話が前提ですので、詳しくは説明しません。(文章でだけでは説明しにくいです)とにかく、吸う吐く息の間のスペースを保つことが動きと呼吸をきちんとシンクロさせるための鍵になります。

動きと呼吸がシンクロしてくると、アサナ自体が瞑想になり、アサナ=瞑想=呼吸法とすべてが一体になるのです。

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