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Yogaの8つのステップ


前回少しばかりYOGAの8つのステップについてお話しました。

まあ、なんだか面倒くさいというか、難しい話もしてますがめげないでください。
YOGAにとって本質部分なのですが、なかなか普通のヨガのクラスなどではお話しする機会がない・・・だけど大事なお話の部分なので。

このYOGAの8つのステップは、3つのグループから構成されています。
まず、①ヤマ②ニヤマのグループ。
①ヤマ(YAMA)とは、普遍的な道理や倫理、道徳のことであると言われています。Ahimsa( アヒムサー)=非暴力
Satya(サティア) = 真実・誠実さ
Asteya(アスティヤ)= 不窃盗 
Brahmacarya(ブラフマチャリヤ)=節制 
Aparigraha(アパリグラハ)=貪欲でないこと  がその内容です。
 
具体的にどういうことかというと、例えばアヒムサーは非暴力、これは普通に人に対して暴力を振るわないというのはもちろんなんですけれども、自分に対しても同様であること、親切であること、思慮深く思いやりのあること・・・という考えを教えています。
サティアは、同様に人に対して誠実であること、うそをつかないこと、同様に自分に対してもうそをつかないこと、言葉や態度に思慮深くあること。
アスティヤは、盗まないこと、自分のものでないものをとらないこと、みんなのものを独り占めしないこと、必要以上にとろうとしないこと。
ブラフマチャリアは、性欲・物欲・食欲・名誉欲等、強い欲望と感覚的な快楽にふけってエネルギーを浪費することを戒めること。
アパリグラハは、欲望の奴隷にならないこと、必要なものを必要なだけいただくこと、満足することを知ること。

②ニヤマ(NIYAMA)は、教えの中でも個人的な戒律であると言われ
Sauca(サウチャ)=清らかさ
Samtosa(サントーシャ)=満足すること
Tapas(タパス)=行なう事。行動する事。
Svadhyaya(スヴァディヤーヤ)=自己修練
Isvarapranidhana(イシュワラプラニダナ)=信じる心

これも具体的なお話をすると、サウチャとは、清潔さ。体の外側だけでなく、内側の健康と心の明瞭さ。生活の場を清潔に保つこと。いくら身を綺麗に着飾っても、自分のいるところ、生活の場や仕事場が汚かったり雑然としていてはココロもうかがい知れるということ。
サントーシャは、起こった事や結果について受け入れる事。謙虚さ。慎み深い、思慮深い態度でいること。
タパスは、YOGAの実践。体を健康に保ち、体と呼吸と食べものなどの生活習慣に配慮すること。ヨガを行う人が、菜食主義だったり、一日一食主義であったりするのは、この現れであるともいえますね。(必ずしもそれがいいとはいえませんが・・・・)
スヴァディヤーヤは、多くの場合、書物での学習をさすとされるが、より広く自分自身を学ぶ事で自分に親しむ事をいう。自分とのあらゆる関わりや関係は、すべて学習の機会であり、スワディヤーヤである。
イシュワラプラニダナは、信仰心とも訳されるが、そうではなく、より大きな(人間の力の及ばない)力に敬意を払い、行為のプロセスに集中し結果については、受け入れる満足するという態度をいう。

このヤマ、ニヤマという精神的な指針は、YOGAの実践においてもっとも大事で基本的な生活態度であり、最初のステップであるとされるのですが、実際には、なかなか難しいことであるというのも事実です。しかし、ヨガの目的は、人間の行動と意思と、マインドとココロと魂をすべて統合することにあります。
身体を磨き、ココロを磨き、そして魂のレベルまで自分を綺麗にする。そうなったときに、はじめて統合ということができるわけですから、そのような方向に行きたいと自分で決めたら、それに向かって少しづつ、できることから始める。ひとつづつ。すると自然にそのような生活態度になっていくともいえます。

私の教えに行っている渋谷のスタジオには、「洗心」という文字の額が飾られています。まさにヨガも洗心のための道具なのです。

次のグループには、③ASANA④PRANAYAMA⑤PRATYAHARAがあります。
③アサナはヨガの経験のある方ならご存知のとおり、様々な名前のポーズを行なうこと。であり、より正確な呼吸法のための体の準備とも言われます。
④プラナヤマは、呼吸法・調気法。呼吸を整える事です。浅い呼吸は、プラナといわれる微細なエネルギーを体に取り入れるのを妨げます。アサナで体のつまりを取り除き、アライメントを整えて、意識的に呼吸を使いコントロールできるようになることをいいます。
⑤プラティヤハラは、節制、制感と訳されますが、広く、感覚や欲望をコントロールできること。心を動かす感覚や欲望、感情に引きずられないことをいいます。

この3つの実践は、実際のヨガで行われる肉体的な訓練であり、目に見える、感じられる進化や成長を個々人にもたらすと言われています。

最後のグループでは、⑥ダラーナ⑦ディヤーナ⑧サマディーがあげられていますが、これらはヨガの実践の一部ではなく、ヨガを実践したことでもたらされる恩恵だといわれています。これらは、簡単に説明するだけにしておきます。
⑥ダラーナは、集中の意味。心の働きをひとつの方向に集中すること。
それ(対象物)に接触することをいう。
⑦ディヤーナは、瞑想・静慮の意味。心がそれと繋がること。外にあって繋がっている状態(よく見ているが、没入していない状態)。
⑧サマディーは、三昧の意味。そのものになること。その中にあってそのものになること。みるものとみられるものが、一体になった状態。と説明されます。

これらの状態は、ヨガの実践によってココロと身体が磨かれ、自分という存在そのものの本質レベルまで到達した結果、現れる副産物のようなもので、そのような状態を経験できるということが言われています。

主に西洋の国々では、ヨガは今でも身体的なものだけ・・・と考えられがちですが、ヨガというのは、じつはもっと奥深い、人間のマインド(頭や理性)を身体という重荷から開放し、存在そのものの本質へと導くための科学であるといえるのです。インドでは始まったヨガは、実は精神的にはとても日本やアジアの国々で受け入れやすい精神的バックボーンと土壌があるといえるでしょう。

では、いよいよ(!?)次回からは、もっと具体的なヨガについてお話していきたいと思います。

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