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フードファディズムに振り回されない


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今回は、キーワードからのお話ではないんですが、ちょっと気になる話を。。

フードファディズムというのをご存知ですか?
これは、『食べ物や栄養が健康や病気に与える影響を、過大に信奉したり評価したりする事』です。群馬大学の高橋先生という方が日本に初めて紹介概念だそうです。

以前にテレビの健康番組が○○で痩せるとか、放送されるとスーパーや食品売り場でその食品が売り切れ、品切れが続出するという出来事がありました。
あれなんかは、典型的なフードファディズムです。

身体への影響がよいにしても悪いにしても、ことさらに誇大にアピールすることを言います。いずれにしても、職と健康に関する怪しげな理論です。

これらは、3つに分類が可能だそうです。
まず
①健康への好影響をうたう食品の大流行
  それさえ食べれば(飲めば)病気が治るとか、短期間で痩せるなどと吹聴される食品が大流行することです。ここ数年でも、にがり、寒天。白いんげん、納豆などが思い出されます。
②大量摂取の影響を、量を無視して一般化する
その食品に含まれる「有益・有害成分」の量には言及せず、「~によい」「~に悪い}と主張することです。
食品中に極微量存在する有害物質に関して、有害性を発揮するだけの量尾を摂取することはありえないにもかかわらず、健康への悪影響があるかのように吹聴する情報もあります。
反対に、確かに有効成分が存在するけれども、有益性を発揮するだけの量をとることが不可能という情報もあります。
③食品に対する期待や不安の扇動
食生活を全体として捉えず、ある食品を身体に悪いと決め付けたり、別の食品を身体によいと推奨することです。特殊な食事法を推奨することも同様です。
また、「人工」「動物性」は悪くて、「天然・自然」「植物性」は悪いとする傾向もあります。

食品を身体によいものと悪いものに二分する傾向が強くありますが、単純な区分けには問題があります。成長期の子供化、成人か、身体運動量が多いか少ないか、いつ摂取するか、食欲が旺盛か、少食か、女性か男性か、などなど様々なファクターによって、よい食品か悪い食品かは異なります。

例えば、ヨガをする人にとってもなじみの深い食事かもしれませんが、身体にいいといわれる玄米を例にとってみましょう。
玄米は精白米よりも多様な栄養素を含んでいますが、消化吸収に難点があります。
胃腸が丈夫出、食欲旺盛な人にとっては、食べ過ぎ防止も含めて玄米は「よい」といえるかもしれません。でも、胃腸が弱く、少食の人の場合、玄米では総エネルギーやたんぱく質、脂質の不足を招くこともあり、「悪い」といえる場合もあるのです。

アーユルヴェーダの考え方(ヴァータ体質かピッタかカファか)や日本古来の食文化の考えである身土不二という考え方で言えば、外国製の食品よりも身近な場所、国内でとれたもののほうが日本人にはあうということになるし、また乳製品が身体に合わない日本人が多い、などやはり、自分はどうなのか?・・・ということを知ることを抜きにしては、考えられないのです。

「植物神話」も要注意です。
動物性食品をすべて排除する食事法がいくつかありますが、私たちは動物性食品も植物性食品もまんべんなく摂取することが必要であり、まして成長期の子供たちから一切の動物性食品を除いてしまうことはとても問題です。

また野菜嫌いの子供たちに、市販の野菜ジュースを飲ませておけば十分だと思っている人もいるかもしれませんが、野菜ジュースは「野菜のしぼり汁」だけを集めたもので、食物繊維やカルシウムは、絞りか酢に多く含まれるため、肝心の栄養素は摂取できませんし、野菜ジュースといいながら、中身はほとんど果物ジュースという商品もあります。そのような都合のよい表示や、品名などにだまされてはいけないのです。

何を食べるか、というのは本当に自分の責任なのです。
子供に関して言えば、完全に親の責任です。
子供は大人である親に与えられた食品で、身体を作り、ココロを作り出すのです。
切れやすい、とか我慢できないなどの問題が出てくるのは、食事、食べ物に関する意識が親に足りないからなのです。
マスメディアだけに責任を押し付けるのではありませんが、フードファディズムに陥らないよう、自分自身のこと、子供のことをよく知り、何をどのくらい食べるのが一番いいのか、という基本を身につけましょう。その上で、羽目をはずすこともたまにはあっていいと思います。

最近わたしは、何を食べるか・・・・というのは大事だとず~~っと思ってきたし、今も思ってるのですが、それより大事なのことがあると思ってます。
どのくらい食べるか、どういう環境で食べるか・・・ということです。
どういう雰囲気の中で食事をし、どのくらいの量を食べるかということが、何を食べるか、(いわゆる健康食や自然食やオーガニックにこだわるのもいいけれど)それはということよりも大事なんじゃないかな~と思えてきました。

みなさんは、どう思いますか??

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