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ヨガ道

Profile

Author : TAZUKO NAKATANI

教えているのはこんな人:
16年前、原因不明の体調不良を改善するためヨガを始める。以来ヨガとサーフィンを通じて、完全回復しヨガを自分の人生の中心に置くことを決意。師を通して、海外のヨガスタイルに触れインスパイアされる。世界を広げるため、2000年、ヨガ・サーフィン三昧の単身渡米。
サンディエゴ→サンフランシスコまで、単身アメリカ西海岸縦断の海外放浪を経験する。現地でTTCを修了。帰国後は、IYCインターナショナルヨガセンターや首都圏各地でフリーのインストラクターとしてヨガを教える。近年では2007年4月までヨガスタジオ東京(渋谷)、2008年SHIZENヨガスタジオ(吉祥寺)にて講師をつとめる。
2008年3月に自宅にて「YCSヨガコモシャンティ」を立ち上げ、ヨガは、マンツーマンの指導が伝統であり原則となるため、指導は少人数制にこだわっている。海外で習得したアイアンガーヨガ・シャドウヨガ・アシュタンガヨガの理論と実践をベースに独自のスタイルでレッスンを行っている。

解剖学、アーユルヴェーダ、ヴェーダンタ哲学、東洋医学、経絡マルマ理論、運動生理学、アロマテラピー、ボディコンディショニングなどを学び、身体の個性とエネルギーの流れなどを重視したバランス理論を構築。

「しなやかなココロと身体」が常に人生目標。

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  • 2015-05-07(Thu)
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Chitta Vrtti Nirodha(チッタ ヴルッティ 二ローダ)
ヨガとは、こころのゆらぎを静めることである。

☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・

このように、ヨガの聖典には書いてあります。

しかし、

こころのゆらぎを静めるってどういうことなんでしょう?

静めるっていうのは、抑圧することではありません。

ゆらぎがなくなるようにする・・・ということです。

正確に言うと、ゆらぎがなくなるようになる・・・ということです。

つまり自分自身の感情や意識や言動の統合です。

それすなはち、ヨガです。

ヨガという単語自体が、「つなぐ」「結びつける」という意味ですが、

自分自身をよく理解し、自分にふさわしい行いや言葉や心持ですごすということです。

さて世の中をみていると、はたから見ていて気の毒なほど頑張っている人や

無理をしている人がいます。

そこじゃないかな~ってところで、力が入っちゃってたり、

昔、TPOって言葉がよく言われましたね。(最近はめっきりききませんが、世代ですか?)

TPOこそ、何事をやるにも大事なポイントだと思います。

T=時間(タイミング、ふさわしい時、必要な時)

P=場所(どこで)

O=機会(どんな場合に、何のために)

ヨガに限らずですが、何事も向き不向きがありますね。

それは、いいとか悪いとかではなく、そういう性質なんですから仕方ない。

受け入れましょう。人は、それぞれ違うんですから。

そして、好むと好まざるとにかかわらず、自分に向くヨガもあります。

自分が好きなヨガと向くヨガが違う場合もあります。

長年、ヨガのプラクティショナーとして、またティーチャーとしてヨガと同じくらい

インスパイヤーされ続けている学問が、Ayrveda(アーユルヴェーダ)。

ヨガとは同じベースをもち、重なり合いながらそれぞれに広がりを持っている。

Ayurvedaは、ある意味とても単純だ。

人間をたった三種類の構成要素で分類する。

ところが、これが面白いほど当てはまるものだ。

Ayurvedaは基本さえ一旦理解してしまえば、とても応用しやすい。

物事の性質や本質を見抜くというテクニックが身につく。

自分や、環境や周りの要素、事柄をAyurvedaの視点から分類すると

どう対処すればいいのか、ある程度わかってくる。

世の中にある様々な事象と結びつくため、とても奥深いが、シンプルで明快。

私は、この十年来Ayurvedaのセオリーをヨガの練習や日常の生活に取り入れているが

最近では、レッスンに取り入れたり、個人的に指導することも始めました。

ヨガのTPOや自分自身の変化に関する理解をもっとそれぞれの人に深めてほしい。

そんな願いからですが、実際にそれをライフワークにしてから、とても自分自身がらくになりました。

そんなところから、チッタブルッティニローダ(ハ)

ヨガを実践していきましょう。


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  • 2015-05-07(Thu)
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うちのスタジオでは、Ayurveda&Yoga(アーユルヴェーダとヨガ)というレッスンを行っています。

私は、この講義スタイルのヨガレッスンがとても好きです。

そもそもアーユルヴェーダとヨガは基礎が同じVedaにありますので、とても密接に関係しています。

ヴェーダ哲学がなんぞや?ということを知らない人でも、入りやすいという特徴もあります。

※アーユルヴェーダというと一般の人には、あの油を頭にたらして身体をマッサージする?トリートメントのこと??って人が多いと思いますが、それは、浄化法の一つであって、アーユルヴェーダの本質ではありません。アーユルヴェーダとは生命の医学と呼ばれます。


レッスン内容はこうです。

まず、アーユルヴェーダの体質診断を行います。
そして、自分のドーシャを把握したら、それを元に実際の生活で気をつけるべき食事や生活様式などについて学びます。
体質診断はとても簡単なので、自分の身の回りにいる人たちの分まで診断してあげることが出来ます。

いわゆる家庭の医学みたいなものですね。


特徴的で面白いのは、診断は体質に限らず、その人の性格や生活様式まで含めて現状を判断します。それと、もともと生まれた時から持っている体質や性格など。
それらは、もってうまれた性質であり性格なのですが、自分の今いるステージによって変化したり、変化しなかったりします。


そういったことがすべて、ドーシャのバランスに現れるということです。
アーユルヴェーダでは、健康とはドーシャのバランスが取れていることや消化の火がきちんと燃えていること、排泄や代謝が正しくバランスしていること、こころや五感が至福に満ちていること(Shantih)と定義されています。(若干割愛)


バランスがいいというのは、3個の要素のバランスがぴったり1/3づつであるということではなく、その人それぞれが持って生まれたドーシャのバランスがもともとあって、その割合に応じてバランスが取れている状態です。


だからAさんにはとても良いことが、Bさんにはあまり効果がないばかりか逆によくないなんてことはよくあります。

ドーシャというのは、3つの要素であらわされる性質で、ものすごく簡単にいうと、その人の体内の宇宙バランスなので、環境の変化や季節、年齢なんてこともすごく影響してきます。

春はそれがよくても秋冬はしないほうがいいとか、夏はよくても春先や冬にはしないとか、、、
例を挙げるときりがありません。

そういった知識は、個人個人で自分に則したもの、また例えば家庭の主婦ならば、家族のものについて知っているととてもためになります。



うちのレッスンでは、いわゆるアーユルヴェーダを学ぶ時最初にするといわれている宇宙創成の原理とか、Veda哲学的なものは後から学びます。
最初に自分という小さな宇宙の話をして、そこから大きな宇宙の話に広げたほうが、一般の人には理解が早いからです。


それでも、自分という小さな宇宙の話はつきないので、なかなか講義自体は先に進みませんが、それでも生徒さんたちはみな熱心で、とても楽しく深い時間を共有させてもらっています。
(感謝!!)



さて、それで何がいいたいかといえば、自分にあったことを自分にあったタイミングでやりましょうね~!ってことです。

もちろんヨガに限らずの話ですが。。。ヨガを例にあげると、

ヨガもいろんな種類があります。
Aさんには向いてるけど、Bさんには向かないってこともあります。
この時期は、そういうのもいいけど、この時期になると少し替えていったほうがいいのでは?ってこともあります。(または、替えないほうがいい人もいます)


そういうのも全部ひっくるめて、自分をよく知るってことがヨガの第一歩です。

アーユルヴェーダをしらなくてもいいです。

でも自分をまずよく知ることです。

ヨガを始めると、ASANAの練習で結構簡単に自分ってものに面と向かいます。

まず自分の身体に向き合うことになります。そして必然的に精神に。

 

自分はこういうことがやりたい、とかああいう風になりたいという欲望が誰にでもありますね。

ただ、その欲望が本当に自分が求めているものなのか、頭が理想とするものを追い求めているだけなのか。

自分のやりたいとか、なりたいと思うものが本当の目標なのかよく自分に聞いてみましょう。

真の自分が、身体やこころが求めているものを与えていますか?


頭が欲求してくる様々な欲望に飲み込まれて行動していませんか?


本当の自分が望んでいるものを、いいとか、悪いとかジャッジしないで受け入れてみましょう。

それが自分です。



正解はないです。正解は無いけど、自分の答えは、こころの中にもうすでにあります。

ただ、それに気づくことになります。


そういった道筋を、自分が意図するしないにかかわらずつけてくれるのがヨガです。
不思議ですけど。

だから、ヨガは面白いんです。


どんどんステップアップしていきましょう。人間として。レベルを上げていきましょう。



LOVE YOGA Ring!


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  • 2015-05-07(Thu)
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ヨガについて、難しい話もたくさんしてきましたが、ヨガってなんか興味ある。やってみたい・・・・
と思ったら、さあ、ドキドキしながらとりあえずヨガを始めてみましょう!

私は、身体硬いし、今まで全然やったことないし、運動も好きじゃないし、大丈夫かしら?

誰しも最初は不安があります。

では、ヨガレッスンって大体どんなことするのかしら~・・・・・?ってお話をしてみましょう。

いろんなタイプのヨガがあるし、ヨガ自体のスタイルや先生の個性によってもレッスンの仕方は大きく違います。

いわゆる、アシュタンガヨガ・パワーヨガ(ホットヨガ)・ヴィンヤサヨガ、などと呼ばれるものは、最初からしっかりと身体を動かすことを重視するので、身体を動かすのが好きな人、アスリート系の人、身体を動かすのが苦でない人に向きます。また比較的運動量が多いので、脂肪燃焼などのダイエット目的や代謝のUPにつながりやすいです。
身体を動かすのが好きな人は、初めての人でもこういったタイプのヨガが好みに合うかと思います。

アイアンガーヨガと呼ばれるのものは、身体を隅々まで、論理的に解剖学的、運動機能学的に動かしていきます。Propと呼ばれる道具(ベルトやブロックなど)を使いながら、今の身体の状態に出来るだけ負荷をかけない状態から、徐々にポーズを深めることで、身体の深層部分にアプローチする手法です。
基本や理論もしっかりと学びたい人、身体の正確な動かし方などに興味がある人、身体に気になる故障や問題を抱える人、ゆっくりと徐々に身体を動かしたい人には、このスタイルが向くようです。

リラックスヨガ、アロマヨガなどは、身体を動かすことを重視するというよりは、ストレスを解消し、身体をリラックスさせる、緊張や身体の不快感を軽減させるということを重視するので、仕事帰りにやってみたいとか、夜就寝前のヨガとしてお勧めです。

そのほか、マーシャルアーツ(武道)の要素を取り入れたヨガやダンス(トランスダンスなど)の要素を取り入れたヨガ、陰陽理論(精神性)をベースとしたヨガなど身体を動かすという要素を強調するヨガは、すべて「ハタヨガ」と呼ばれるヨガの種類です。スタイルはいろいろですが、すべて好みの動かし方で身体を動かすことで、精神や身体を浄化していくという手法をとります。

そのほかにも、ハタヨガとは違う種類で、修行を重視して行われるヨガや、座って瞑想することで精神性を浄化していくヨガ、人々に対して奉仕活動を行うことで浄化していくヨガ、、、、などなどハタヨガ以外にもヨガはたくさんあります

一般的に、ヨガレッスンとして提供されているものはすべて、ハタヨガの系統です。
瞑想もハタヨガの一要素として行われるものといえるでしょう。

そういったヨガの種類をベースとして「自分はどういうヨガをしたいのか」をまず考えてみましょう。

自分の中のヨガに求めるもの・・・・それはなんでしょうか?

やせたい?身体を動かしたい?リラックスしたい?身体のことが知りたい?

目的やアプローチは人それぞれです。

自分の目的や目標がはっきりしたら、まずは教室を探してみましょう。
自分の気に入った教室が、レッスンの受けられる場所が見つかるまで、いろんなところに行って見ましょう。

DVDや本を買って、自宅で練習したのですがどうもうまくいかなくて・・・・という声をよく聞きます。

どうしても自宅から出られない、子どもが小さくて一人で出られない、近くに教室がない、いろいろな理由はあると思いますが、最初は直接レッスンをうけられることをお勧めします。

まずDVDやテキストでは、自分の気になる部分についての解説が必要十分になされないことが多い。
DVDによっては、必要のない部分を見栄えのみで撮影して、肝心の部分が写されていない(撮影者がヨガの素人だと本当に大事な部分が画像にうつっていないことがよくある)

ヨガでは、一般的なエアロビクスと違い、呼吸と身体の動きのシンクロナイズすることが最も重要なので、そう行った部分は、テキストやDVDやテレビなどでは、習得することが難しいのです。

呼吸の音を聞き、先生のガイドを受けて最初は難しいと感じたり、うまくいかないことも多いかと思いますが、少しづつ繰り返して体験することで、自然に身につけることが出来ます。

歯磨きやお風呂に入ることは、最初は一人で出来なかったはずですが、毎日繰り返し親に教えられることで、自然にできるようになって行きます。

毎日パワーヨガやアシュタンガヨガのフルプライマリーを1~2時間かけてこなす必要はありません。
それは、万人に必要なことではないのです。

身体の動かし方とそれにあわせた呼吸の仕方を徐々に習得して、アサナ(ポーズ)をしていない時にも、ヨガと同じような精神状態、身体の状態になれるようになるのが、万人に必要なライフとしてのヨガなのです。

最初は、月に一度時間を作ってください。ヨガをする時間、教室に通う時間。
それでは物足りなくなったら、月に2回、3回。週に1回、週に2回。

生活の中にヨガがしみこんできます。身体がヨガを必要とします。
ヨガの気持ちよさ、爽快さというのは、一度体験した人でないとなんとも表現しがたいです。

どんな感じかしら・・・・?少しでも興味を持ったら、教室を訪ねてみてください。

素晴らしい出会いが待っていると思います。

いつか、ヨガを知ってよかった!と思ってもらえると思います。
本当の自分を知り、自分らしい生き生きとした人生を送りましょう。
健康で、ココロ健やかにすごしましょう。
ヨガは、そのすばらしいパートナーとなります。

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  • 2015-05-07(Thu)
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秋の空
秋の空、美しいですね。。。。
日本には四季があります。
この四季のリズムによって、色々なバランスをとっています。
そういう意味でも、日本人というのは古来、繊細な感覚や意識を持っているといえます。

秋になると、エネルギーが解放から収縮に向かいます。
生命というのは、開放と収縮の繰り返しで常に変動し動いているものです。
生命エネルギーの性質として、いったん爆発的に開放され限界まで達すると、一気にベクトルは収縮方向へ向かいます。そしてこの収縮運動も極限まで到達すると、今度は一転して開放へと動き出します。そういうリズムがあるのです。

人間にもバイオリズムという言葉があり、広く一般に認められていると思いますが、すべての生命にもリズムがあります。季節は地球のリズムです。地球という生命体のリズムの現れです。
このリズムを同調させて、活動するのが賢いエネルギーの使い方といえるでしょう。

こういうリズムを端的に、しかももっとも顕著に表しているのが日本の四季です。
このような素晴らしい環境はめったにありません。
私は個人的には、冬はあまり好きではないのですが(笑)これもエネルギーの流れとして必要なプロセスだといえます。開放と収縮はどちらか一方なくしては永続しないからです。そのかわり、収縮(エネルギーがダウンすること)した後には、必ず開放(エネルギーアップ)へ向かうわけですから、いつまでも同じ状態が続かない、=諸行無常という普遍性がすべての生命を貫くわけです。

自分のバイオリズムを環境に合わせて、ライフサイクルを作っていくというのも一つの方法です。
アーユルヴェーダという考え方からいえば、自分のもともと持っている性質と環境の性質(季節や年齢や性別・・・などの要素)をうまく流れに乗せていくと、身体もココロも健康に健やかに過ごせるというのです。
自然の流れ。。。。というのは、人間にはどうすることも出来ない要素なので、この流れを読み、うまく利用していく方法を自分で作るというのが、健康の秘訣でもあります。
私の場合、ヨガはそういった人生の生きるヒント的なものを提供してくれます。

いろんなことに言及しすぎると、話がまとまらなくなってしまうので、ここではヨガの練習に限って話をしますが、練習の仕方にもリズムが必要です。
同じことをしているように見えても、リズムや流れを捉えている時と捉えていない時では、その後の身体に与える影響や感覚、効果がまったく異なります。
これはその人が、感じているか感じていないかだけの違いで必ず起こっていることです。
自分でその違いや感覚を自覚できるようになるといいのですが、感じていない場合には怪我をしたり、気力が無くなったり、すっかりやめてしまったりするということになります。

今のこの、夏から秋、そして冬になる時期には、夏の開放エネルギーが収縮へと向かっているので身体の準備をしてあげることが必要です。
夏はエネルギーが解放される方向なので、身体に悪いとされるもの(食べ物など)もそれほど体内やココロにたまることなく流れていきますから、それほど神経質になる必要はないのです。しかし、冬になるとエネルギーは一気に収縮し、閉じ込めてしまうため悪いものが外側に出て行きにくくなります。
そのため、身体やココロの奥底に潜んでいた悪い要素が蓄積されやすく、ただ蓄積されっぱなしならいいのですが(あんまりよくないか!)、それが開放へと向かう時期(初春先)になるとそれが一気に表面化してきて、体調や精神的な問題が起こりやすくなります。

そこで、春先やさらに梅雨などの時期に体調や精神的な変化や不調を感じやすい人は、注意して秋をすごす必要があります。(さらにいえば、夏のすごし方でもコントロールできます)
一年を通じて、自分のもっとも体調を崩しやすい、不調を感じやすい時期にココロを留め、それを解消する方法を見つけましょう。
先ほど述べたように春先に体調を崩しやすい人は、秋のうちにデトックス(解毒)を心がけましょう。もし、夏の暴飲暴食などで体重がベスト体重よりも重くなっていたり、水分の取りすぎなどがあったら、それを元の状態に戻しましょう。食事の管理と、適度な運動、生活習慣の改善でバランスを整えます。
解毒の方法は、体質によりますので、アーユルベーダなどの体質診断を参考にされるのもいいでしょう。そのほかにも、自分はこれをすると体調がいい、というものがある人はそれで整えるので十分です。
ヨガの練習方法も、アサナと呼吸法と瞑想のバランスをとりながら行いましょう。
エネルギーが落ちてくると、アサナ練習の時間を増やしたり、呼吸法・瞑想の時間を短くしたり、長くしたりすることでも十分に質が変わってきます。そして自分に足りないものを補っていきましょう。
普段ヨガ哲学やヴェーダンタ、アーユルヴェーダなどを勉強する時間がない人も、この時期は収縮(吸収)の時期ですから、できればそういったものにも手を出してたくさんの知識も吸収しましょう。じっくりと身についてくるはずです。
冬に身体が重くなる(体重が増える)傾向がある人は、アサナの時間を増やし、食べ物の摂取方法や摂取するものを見直しましょう。重くするようその食べ物は、できるだけ避けるようにします。(油や砂糖など)粗食と軽食を心がけます。

私は一年を通してあまり変わらないな~という人、そういう体質の方もいます。
それでも多少のバイオリズムがあると思うので、少し意識してみてください。

ここに書いたことは、ほんの一部分だけですし、人によりいろいろな要素があるので必ずしもこのまますればいい。。。というところまでは書ききれていません。

まずは、自分のことをよく知り、そして環境や外側のこともよく知り、その一部としてリズムにシンクロしていくとこが大事です。ヨガはそれ自体が、内側の静けさを必要としますので、そういったことに敏感になってきます。長年ヨガをしているけど、敏感さが芽生えない、感覚が鈍い、という人は、おそらく練習の仕方が悪いか、よい先生にめぐり合っていないのでしょう。
ヨガによって自然に導かれる方向があります。それが生命や自然の流れだからです。

天が高くココロが澄みわたる秋の夜長に、ゆったりとした気持ちで座り(座禅・瞑想)、自分自身と向き合ってみてはいかがでしょう。


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  • 2015-05-07(Thu)
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近代ヨガの始祖ともいわれるクリシュナマチャリア師の動画があります。

便利な世の中になりました。

自由に見られます。

http://jp.youtube.com/watch?v=cd_eTupTCbI

そして、B.K.S.アイアンガー先生の動画もあります。

http://jp.youtube.com/watch?v=lmOUZQi_6Tw

どちらも若き日ですが、とても勉強になります。

貴重な映像ですので、興味本位で一度どうぞ!笑)

いずれも勝手にまねしてやってみようとしないほうがいいです。

よって見たい時には、先生について、習ってからにしましょう!

クリシュナマチャリア師やアイアンガー師については、いずれまたお話できると思います。

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  • 2015-05-07(Thu)
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Yogaとは、「Chitta Vrtti Nirodha(チッタ ヴルッティ 二ローダハ)」である。
 
これは、ヨガスートラにある言葉です。
意味は、Stilling the Fluctions of the mindと約されています。
ココロのゆらぎを静めること。。。

これは私がヨガを始めた時から、ず~~っとココロに留めてある言葉です。
自分がヨガを行いながら、迷ったり、何してんだろ・・・・ってふと疑問がわいたとき、
幸福感を味わった時には、この言葉を思い出すといいと思います。

自分の学びの段階によって、こんなシンプルな言葉でさえ、いろんな意味を持つようになります。それぞれの人の受け止め方に従って、受け止めてください。

HathaYogaとは、最初の頃に言ったかもしれませんが、身体を変えることでココロを変えていく手法です。
ココロというのは、とても移ろいやすくつかみどころがない。
ところが、身体というのは、実体がある。現に見える。つかめる。自分の意思でコントロールしやすい。
そこに目をつけて、簡単な部分から自分で自分をコントロールしていくという手法をとるのがHathaヨガの特徴です。

Hathaというのは、2つの単語からなっています。
Ha=ハ=太陽の意味。Tha=タ=月の意味。

ハタヨガの考え方で言うと、身体の中には、太陽と月があります。
(そういうとらえ方でも身体は小さな宇宙なのですね~)

身体の右側半分を流れる経絡のような繊細な管、(正確には経絡とは少し違うようです)ナディーといいますが、これが太陽にあたります。
太陽=Srya(スリヤ)これをPingala(ピンガラ)と呼びます。
これと対照に、左半分を流れるのが月=Chandra(チャンドラ)これをIda(イダー)といいます。

なぜ、右が太陽なのか?ってのはよくわかりませんけど、私は多分自然の摂理だと考えます。右側のエネルギーは上から下への動きなのです。そして左側は下から上への動きです。この循環によって(微細な)エネルギーがめぐるわけですが、右上から下へそして下から左上へと上昇します。(つまり時計回りのエネルギー運動です)

上から下へのエネルギー運動は男性エネルギー=太陽に例えられます。
これは、燃焼エネルギーで、身体を燃やす、活性化するエネルギーだといわれています。
下から上へのエネルギーは女性エネルギー=月です。これは冷却エネルギーで、身体を冷やす、落ち着かせるエネルギーといわれています。
どちらもスパイラル状に下降と上昇するので、単純な上下運動ではないと考えられていますが。。。。

身体の中の男性エネルギーと女性エネルギーのバランスがとれている、ナディーが詰まったり、狭くなったりしていないと正常に体内エネルギーが循環することになるのですが、このバランスがいろんなところで崩れると、どこかでエネルギーが途切れます。
その場所が病気だったり、なんらかの体調不良の原因だったりします。

女性が冷え性の人が多いとか、男性が体温が高いとか、身体が冷え性などになりにくいのは、こういったからだの特性、性別による肉体的な違いによっています。
(最近では、低体温の人が多く、肉体的に男性も女性化してきているため、さまざまな問題があることも、こういう考えかたから見ると興味深い意味があるようです)
とはいえ、女性でも男性的な性質が強い人は、男性的な性質や性格が現れますし、男性でも女性的な性質が強い人は、女性的な性質が肉体にも性格にも現れるといえます。
とにかく、いずれにせよそれがその人の性質(肉体的・精神的)なのです。

話がそれてしまいましたが、ハタヨガの重要な要素は3つあります。
これも以前にも話したと思いますが、3つの柱。
1、Asana(Pose)と呼ばれる身体の鍛錬。身体をコントロール、浄化すること。
2、Pranayama(プラナヤマ)と呼ばれる呼吸法。呼吸をコントロール、浄化すること。
3、Meditation(メディテーション)と呼ばれる瞑想法。意識や無意識、ココロやマインド    をコントロール、浄化すること。

コントロールするというのは、落ち着かせること、波をなくすこと、ゆらぎがないこと。
つまり浄化することです。身体もココロも定期的に浄化するメンテナンスが大事です。
この3つを実践することで、チッタヴルッティ二ローダハへと向かうのです。

             ココロ(魂・ソウル)  ← 瞑想
               コントロール
                  ↑ 
     アサナ→身体 ------------------呼吸←プラナヤマ

面白いことに、身体が出来ていてや呼吸の方法やこつをある程度知っているアスリートや、一流とよばれる人々については、身体や呼吸はすでに身についていることなので、あえてAsanaやプラナヤマは必要ではないとさえいえます。 そのため、一流の選手が最後に精神的な強さを身につけるため、滝行をしたり、瞑想を繰り返し行ったりするというのは比較的よく耳にすることです。
ある程度、アサナなどの練習がなれて、身体を満足する状態にもっていったら、瞑想を日常に取り入れることをお勧めします。毎日の生活習慣にするとよいでしょう。

誤解を恐れずにいうと、ハタヨガは、もっともシンプルな身体と心の浄化法です。
磨くというよりも、汚れおとし、清掃です。笑)
日々の生活の中で、掃除と一緒でメンテナンスしてあげなくてはなりません。
とくにココロ(魂)は、人間として社会で生きていく限り、人と人とのつながりなかで生きる限り、たくさんの小さな決意や失敗や傷や達成のなかで、いろんなものを学び身につけ続けます。そのたびに、メンテナンスしてあげましょう。

それが自分が自分らしくずっとあり続けるコツではないでしょうか。。。

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  • 2007-12-17(Mon)
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随分ご無沙汰してしまいましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

私は個人的には、家族で夏休みを過ごしていまして夏をいろんな意味でEnjoyしております。

さて毎回テーマを考えるとき、世間の人はヨガのどういう部分を知りたいのか!?ということを考えます。ヨガの何に興味があるのかな~と。

で、よく聞かれる質問。

①身体が硬いのですが、大丈夫でしょうか・・・・・・・?(不安)
②痩せますか?(期待)

①身体が硬い人は、柔らか過ぎる人よりも、一定のアサナの習得が早い可能性があります。
硬い人がやわらかくするには、毎日続けることで柔軟性を習得すれば一定のアサナは簡単に出来るようになるのですが、柔らか過ぎる人は、もともと柔軟すぎる身体なので、強さと芯を身につける必要があるため、硬い人よりも苦労する場合が多いのです。

②ヨガのクラスでハードに練習を重ねて、自宅でも欠かさず練習し、食事に気をつけて、呼吸法や瞑想も忘れず実行すると、痩せます。笑)
ただし、これは短期的なおまけでしょう。長期間継続的に練習をする段階になると、やせるというよりも、その人にふさわしいあるべき身体に近づきます。
今現在痩せすぎの人は、太る可能性もあるし、太っている人は痩せる可能性もあります。
同じような動きを長期的に続けると、特定の筋肉だけが肥大するので、腕や足などの部分だけがたくましくなっちゃったりもします。ただ、すべて自分次第。これは、当然の理屈ですよね~。

そして、よく出る感想。

①思ったより、身体動かすんですね・・・。(ハードだった??)
②呼吸法が気持ちよかったです。
③私も、続ければこんなポーズやあんなポーズ(センセイのように)できるようになりますか?

①ヨガにはいろんな種類があるので、すべてのものが身体を動かすわけではありませんが、最近の若い人が好むヨガでは、とくにパワー系のものや汗をたくさんかくホット系のもの(岩盤浴でヨガなんてのもすごいですよね・・・)、ダンス系のものやマーシャルアーツ系、などなど~たくさんのファッショナブルなものがあり、ハードな楽しみ方もあります。
逆に、リラックスや身体のアライメントを正すような矯正系、セラピー系のもの、
呼吸や瞑想中心のスタイルもあります。
好みや気分、自分の好きなスタイルのヨガをいろいろ選べる楽しい時代です。

②呼吸法に興味がありまして・・・と来る方も結構おられます。
なんとなく、精神世界に片足をつっこんでしまったような雰囲気を持ってこられるのですが、呼吸は、身体とココロをつなぐ橋です。そういう方は、身体を忘れて、心の世界だけに直接飛び込もうとしているようで、少し心配になります。
いつもは意識しないからだの奥深い部分を刺激して、自分の内側に向きあうための大いなる道具なのです。呼吸法を気持ちいいと感じられるというのは、今まで向き合わなかった自分の内なる静けさにほんの少し触れ合えたという心地よさから来ているのです。

③ヨガマスター、アイアンガー先生も言っておられますが、完璧なAsanaというのはこの世に存在しない、ということです。センセイといえどももちろん、完璧なアサナを行えるわけではありません。常に完璧目指して意識を、身体を精神をソウルを集中して、ソコに向けているのです。
本当にきちんと続ければ、身体は柔軟性を取り戻すでしょう。
自分の中の、行きたい場所、目指すところにはいけるでしょう。意思と行動力〔アクション)によって。
人の身体は、大きさや背丈などでもわかるように、人種の違いなど骨格の違いなどからも大きく異なります。同じアサナを行じていても、同じようには見えないということも実際にあります。誰かと同じではなく、自分なりの目標を持ってAsanaに取り組むほうがいいでしょう。


さあて、今回はヨガをより快適にEnjoyするための方法論であり、目的論である
Make Space(スペースを作る)ということについてお話してみようと思います。

ヨガには、いろいろな効用がありますし、いろいろな方法(スタイル)があります。

中でも大事なのが、この「スペースを作る」というのがKeyです。

身体的には、ヨガアサナを行うときに、いろいろな関節や筋肉を動かしますが、まず関節を曲げる前に筋肉を伸ばしたり寄せたりして関節と筋肉の間にスペースを作ってから曲げてやる、と怪我などのトラブルを避けられるし、何よりも普段よりもちょっと深めに曲げることが出来ます。
これは、筋肉的、皮膚的なレベルですが、内臓や背骨などのレベルについても同じようなことはいえます。
内臓レベルでは、ウディアナバンダやナウリなどの方法によって実際に体内にスペースを作ります。日ごろ、自分の内臓が下垂気味だな~なんて感じることありませんか?身体が疲れて筋力や体力が低下し始めると、内臓を支える肉布団のチカラがなくなり、それに乗っかっている内臓が骨盤方向へ落ち込んでいくのです。
すると、ますます内蔵の機能は低下するという悪循環に陥ります。ヨガには、ウディアナとかナウリとよべれるクリヤ(浄化方法)があり、コレは、同時に体内圧力をあげて、内臓などを支える筋力を活性化、鍛えるという働きもあります。
背骨レベルでは、骨格を意識してアサナを行うことで、関節の動き方を正しく理解し、脊椎の一つ一つの間にスペースを作るように意識することで、より繊細なプラナエネルギーが体内で活性化するという働きがあります。

そして、身体レベルと同様に大事なのがココロレベルのスペースです。
ある意味では、身体レベルよりも大事だといえるでしょう。

例えば、あるアサナを上手にできるようになりたいと思っている人がいたとします。
すると、その人は毎日毎日、しっかり練習してあっという間にそのアサナがとても上手にできるようになりました。
さあ、しかしアサナの練習以外のことはどうでしょう?アサナができるようにあなりたいと強く思うあまり、そのことだけに没頭してほかの事をおろそかにしてしまったらどうでしょう?ヨガのことだけを考えて、日々の生活のことや仕事のこと、あるいは大事な友達のことや大切な人や家族のことを無意識にやり過ごしていたとしたら、それはココロにスペースが足りないということなのです。
今はヨガの練習にたとえたけれど、これは日常の生活にもあてはまります。

仕事がとても忙しく、一日中飛び回っている。
彼氏や彼女のことが一番大事で、いつもそのことばかり考えている。
欲しいものや、お金のことばかりが気になってそのことで頭が一杯だ。
時間がなくて、急がないといけないのに、車や電車が進まないとあせっている。

こんな状況もまさに自分のココロの中にスペースがない状態。
仕事であろうと、彼女彼氏であろうと、お金やものであろうと、時間であろうと、同じ。
いつもそのものが頭(マインド)の中を占領してしまって、自分自身がその一つのアイデア(考え)にのっとられている状態では、自分自身はどこにいるといえるのでしょう?
あなた=仕事ですか?
あなた(彼女)=彼氏ですか?
あなた=物、お金ですか?
あなた=そのアイデア(頭の中に占めているもの)ですか?

No!!あなたは、あなた自身であり、アイデアではない。
あなた自身をアイデアだと勘違いしてはいけない。
あなたは、あなた。相手は相手。アイデアはアイデア。
浮かんでは消える幻。。。
あなた自身は幻ではない。

これらの誤解は、すべて自分の中に浮かんでは消える単なるアイデアを自分自身だと勘違いすることから起こる悲劇です。
自分がいるところ、そして、マインドの流れをしっかりと見定めて、冷静に状況を判断することができるには、自分という存在とマインドに浮かぶアイデアとをまず、しっかりと分けて区別できるよう、スペースを作ってあげることが大事なのです。

ヨガはそれを可能にするすばらしくも、簡単なツールであるといえます。
そして、そのようなスペースが身体と心に保たれている状態がヨガのある段階の目的であるとも言えます。

ヨガの実践、練習の中で大事なKeyは、Make Spaceです。

常にSpaceを自分の中と外に作るように心がけ、意識してみると、大きな発見があると思います!












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  • 2007-09-17(Mon)
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さて、いよいよ楽しい夏も終わり9月になりました。
私は個人的に秋が大好きですが、季節の変わり目には身体の適応反応と相談しながら、ココロと身体の準備をしてやることも必要です。
季節も身体も変わります。人間にも季節にも、地球にも、変化あるものには、すべて生命があります。動きのあるものは、命そのものです。

前回は、スペースを作るという、かなりヨガの根本的なアイデアについて少しお話しました。そういうことについては、語りだすときりがなく、もっともっと話したくなってしまうのですが、そういった数あるキーアイテム、キーとなるアイデアのうち、もうひとつ・・・・・・Grounding(地に足を着ける、根付く)というアイデアについてお話します。

ポーズをする時に、足がマットについてますよね。(お尻だったり手だったり頭だったりすることもありますが・・・・・・・・・・)
足がしっかりと根付く、これがAsana(Pose)の中でも大事なポイントの一つです。例えば、ヴィラバドラアサナⅡについて考えてみましょう。
(両脚は、前後に開き、前脚の膝を90度にまげて後ろ脚は強く伸ばし、両手も脚と同じで前後に開きながら骨盤は身体の前後ではなく横に向け顔は手の先を見るポース)←これでわかりますか??

両腕も前後に伸び、両脚も前後に伸び、90度に曲げた前脚のほうに身体の重心が重く乗りそうな感じになりますが、それを後ろ足がグラウンドすることでバランスを保ちます。ヴィラバドラⅡの絶妙なバランスと力強さは、後ろ足のグラウンドによって決まるのです。自分の中でバランスが取れているようでも、鏡で見ると前脚に重心がかかりすぎている。全体的に前のめりになっているということがあるでしょう。
これは、後ろ足のグラウンドが死んでいるからなのです。
もちろん、前脚の支える強さも、後ろ脚の引く力も同時にどちらも必要なのですが、
ポーズの勢いとしては、顔の向いている視線の方向、前脚、こちらに力が入ります。エネルギーの向きもそのようにみえます。

しかし、実際にこのポーズで大事なのは、影で支える後ろ足なのです!
この根付きが、しっかりとしていないとポーズが生きてきません。
骨盤からしっかりと天(ソラ)に伸びた背骨、そして下半身は、しっかりと前脚が開き、後ろ足のグラウンドで支えられているのです。大地(地球)と繋がっているのです。

すべてのポーズには、大事なバランスポイントがあります。
重力に逆らって引き上げる力、そしてグラウンドする力(重力の方向に向けるチカラ)。この両方のバランスがポーズを生かしも殺しもするのです。

ジャンプする時のことを考えて見ましょう。
ジャンプするには、ソラに向かってただ飛べばいい?No!です。
それでは、思い切り高く飛ぶことは出来ません。

まず、地面を踏んで(グラウンドして)、大地にエネルギーを与えて、その反射としてエネルギーを大地から受け取り、人はソラに飛ぶのです。
まず自分が与え、そして受け取ることが出来るのです。

ヨガでは、アサナを教え始める時、まず強い下半身を造ることを目標にします。
安定した下半身が出来て初めて、様々な難易度のアサナが安定して呼吸とシンクロしながら維持できるからです。
股関節や、骨盤にフォーカスすることが多いのは、そのためです。

ですからまず、自分がしっかりとアサナの中で根付いているか?ということを意識してください。根付きが足りないとバランスが悪く、チカラ強さを感じることが出来ません。ベクトルの方向を常に意識してみてください。

生徒さんを見ていると、まあ、「脚」の使い方はそこそこ出来ていても、「足」の使いかたが出来ていない人が多いです。自分の身体の癖を知り、自分なりの脚と足の使い方を考えてみてください。それが怪我せず、グラウンディングするチカラを身につけるためには必要です。

さて、ここまでは身体の話。
では、ココロのような自分の内側の話もやはりヨガでは必要です。

ヨガをしていると、「すべての答えはすでに自分の中にある」・・・・・・っていうことがわかるっていう体験をする人が結構多いです。
身体や感覚を研ぎ澄まし、ココロを穏やかに静めると、すでに自分の中にあった、探していた答えが、ふっと目の前に現れてくるのです。
内側が、グラウンドするっていうのは、ちょうどそういう感覚です。

根っこに近づく・・・というか、深いところで静けさを見つける。

アサナだけでなく、何かをしてる時、その深いところの静けさを知っていると、時々現れては消えたり、流れていく雲のように、マインドがザワザワしてしまっても、やがて青く澄み渡った空が見えてくる、ということがわかっているので、待てるようになる。自分のマインドに振り回されることがあっても、またその後ろには、晴れ渡った本当のソラ(自分)があることを知っていることが、力強さであり、バランスとなるのです。

私は、自分のヨガの先生から「ヨガツリー」というのを教えてもらいました。
(これはアイアンガー先生のヨガ・ツリーからきているのですが)

それ以来、私は樹木が大好きになり、よく、人間も樹木と同じだな~と感じるようになりました。
人として芽が出て、幹を伸ばしていくと、空に向かって大きな枝を広げ、葉や花を咲かす。でも地表に出ている以上に大きくて立派な根っこを伸ばしていないと、ちょっとの風や嵐、干ばつなどで、たちまちその樹木はだめになる。花やそしておまけで実まで立派につけたとき、その実が、また次の世代の、種となるよう大地に還り、また芽が出て、立派な樹となる。
人間は、いかに目に見える、表に出ているところだけ立派にしてもだめ。
人の目に見えない、根っこを立派に育てることが、一番の目標。

花や実は、ひとそれぞれ、いろんな花や実がなります。
それは、その人の生命の表現力。自分自身の表れそのものなのです。
大事なのは、大地の下にある根っこ。自分で自分の根っこを作りましょう。

そうすると、嵐や干ばつやさまざまな試練にも、びくともしない自分自身ができていくでしょう。

ヨガで学ぶアイデアは、本当にすべて身体とココロとマインドと魂とシンクロしています。すべての見方は、身体とココロに当てはまります。

それが、ヨガの深さの一部であり、醍醐味の一部なのです。

あ~~、なんて深いんだ。なんて面白いんだ。

ヨガって・・・・・・・。








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  • 2007-07-20(Fri)
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さてさて、今日までヨガのコアな部分について語ってきましたが、なんとか3ヶ月連載のとりあえず最終回を迎える事となりました。

普段のクラスなどでは、なかなかしっかりとまとめてお話しすることが出来ないのでこのような機会を与えていただいたことに深く感謝しています。
一人でも多くの方に、Yogaの本当の価値をしっていただき、自分なりのやり方を見つけて「本当の自分」をみつけていただければ・・・と願ってやみません。

私がヨガにであって、本当のヨガの深みを知ったのは、「自分は何のために生まれてきたのか?」「自分は誰なのか?」「どうして物事がうまくいかないのか?」という人生の大きな挫折や岐路に立ったときの疑問に向き合ったときでした。それまで自分が頭で理論的に出してきた答えが、ヨガを練習することで崩れ、根本的な考えを見直さなければならなくなったのでした。
どうしてだろう、どうしてだろう・・・・と必死に考えているときには答えはやってきませんでした。どうして・・・と求めているときには手に入らないのです。
どうしようもないから放っておこうと手放したとたん、それはそこに現れます。
どうしてだか分からないけど、気持ちがいいから続けてみようとか、どうしてだか分からないけど、なんとなく嫌だからやめておこうとか、身体やココロが出すサインにしたがってみたとき、そういうことが積み重なったときに、必然として答えがやってくるのです。
それはおそらく、はじめから自分の中にあったのですが、自分の中の余計なアイデアや知識や思い込みがあり、ありのままを見ることが出来なかったので、気づいていなかったのです。サインはでていたのにそれに耳を傾けなかったのです。身体をクリアにし、頭の中をクリアにし、こころをクリアにすることで、サインに気づき始めたのが、それにしたがってみることにしたのがYogaの効果だったのです。

身体は、自分の内面の明晰さや明瞭さや理解に向けた内なる旅のためにある道具にすぎません。

ここに馬に乗った男の話があります。
男が馬に乗って走っています。通りかかった人がその男に向かって叫びました。「何処へ向かっているんだ?」男は言いました。「わからない。馬に聞いてくれ!」
馬はマインドの象徴です。人は馬に乗っているつもりで馬に連れて行かれているのです。マインドがあなたを知らないところへ連れて行くので、あなたがマインドに操られているのです。

Yogaは、あなた自身を、注意深さと呼吸を通して身体とココロの中の気づきを育て、マインドや感情の奴隷ではなく主人にします。
ヨガは心強いサポーターです。

言葉や話を聞くだけでなく、実際に自分で始めることが、何かが変わる第一歩です。最初は何も変わらないかもしれない。でも、すべては自分が種を撒くことから始まるのです。

デザインは自由自在です。すきなように作ればいいのです。
好きなように自分のYogaを実践すればいいのです。
何も知らないほうが自由ですばらしいデザインが出来ることがあります。
何も知らないから・・・ではなく、身体が硬いから心配でもなく、ただ味わってみるのはどうでしょう?

Yogaにゴールはありません。それはただの道です。
それぞれの道を歩んでいけばいいのです。自分の道を見つけて進み続けるために、ヨガはあるのです。その道を進むための道しるべであり、大事な協力者になります。適切な指導者とヨガの練習をとおして、ココロの揺らぎをコントロールできるようになる機会を得られることをお祈りします!

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